生産工程

最新の設備と加工技術力

枝肉から骨や筋をカットし、脂身が多すぎる部分があればバランスよく削ることで、美味しい豚肉へと整えます。また、豚肉の品質を保持するためには、豚肉の温度を低く保つことが重要です。最新の機械と熟練された技術により、正確で手早い作業を実現しています。

搬入・けい留

農場からやってくる豚は、トラックで搬入され、けい留所で待機します。

と畜作業

搬入された翌日に、と畜されます。
ここでは皮はぎ、内臓摘出、背割りなどが行われ、すぐに急冷庫へ移動します。

枝肉の保管、確認

枝肉は、氷点下の冷蔵庫内で急冷され、水切りによって身を引き締めます(24~48時間)。
品質の値下(バクテリアの発生など)を防ぐため、肉の中心温度が1℃以下になるようにします。

脱骨作業

枝肉の区割り、マエ部分の切り離し

枝肉の区割り、前部分の切り離し終了

枝肉中心温度チェック 1℃以下

枝肉番号・重量の記録と確認

枝肉の区割り、バラ部分とモモ部分との切断

スペア部分を前部分から切り離す

前部分のスペアリブ切断のため、電動ノコギリにより肋骨を切断する

前部分のカタロースに位置する背骨の脱骨

マエ部分のカタロースとウデの切り離し

バラ部分の腹脂の取り外し

ウデ部分の脱骨

ヒレ部分の取り外し

軟骨の切り離し

肋骨部分にナイフをいれ切除準備をする

ミスターテンダーにより、肋骨部分切り離し

バラ骨の脱骨

バラ部分とロース部分の切り離し

ロース部分の背骨の脱骨

モモ部分の脱骨

整形作業

各部位の整形。脂の切除及び血合い・軟骨・残毛チェック

モモ部分とウデ部分からチマキの切り離し

カット後の中心温度5℃以下

シート包装作業

ビニールシート包装、残毛・異物混入のチェック

真空包装作業

残毛・異物混入のチェック後、ドリップキーパー・真空フィルムの装着

真空パックを施す

金属探知機にてチェック

シュリンカーにて80℃設定の湯に2秒湯漬け(殺菌効果)

2℃設定の冷却水に20秒漬ける

梱包・出荷

計量、表示印字必要事項の確認上、ラベル貼付け

残毛・異物混入・真空漏れのチェック後、箱詰め

梱包機によりバンド締め

冷蔵保管庫へ入庫